編集部レビュー
代々木の麺恋処 いそじ、極太もっちり麺と魚介が香る濃厚つけ汁
編集部が自費で訪問しました 2009年訪問 掲載日 2026年8月31日 文・写真: 推し店編集部
200本目の節目に選んだ代々木の一杯 書き続けてきた記事の数が、この回でちょうど200本になりました。めでたい区切りです。記念の節目にうかがったのは、代々木にある麺恋処(めんこいどころ)いそじさん。思い返せば、最初の記事で紹介したのもラーメ…
200本目の節目に選んだ代々木の一杯
書き続けてきた記事の数が、この回でちょうど200本になりました。めでたい区切りです。記念の節目にうかがったのは、代々木にある麺恋処(めんこいどころ)いそじさん。思い返せば、最初の記事で紹介したのもラーメンのお店でした。
つけ麺の評判がよいと耳にしていたので、お昼どきをねらって足を運びました。建物の佇まいからして、すでに雰囲気たっぷりです。うかがったのが15時を回った頃合いだったこともあり、待たされることなくすんなり席につけました。
おしながきには、ラーメンとつけ麺が並びます。どちらにも、醤油をベースにしたものと味噌のものが用意されていました。
つけめん 中盛(740円)
麺の量は並盛が210gで標準ですが、追加料金なしで315gの中盛まで増やせるとのこと。せっかくなので中盛でお願いしました。先に食券を買ったうえで注文を伝えるのですが、その際にスタッフさんから、柚子を使っているけれど問題ないかという確認がありました。私はもちろん歓迎です。
のった具材はチャーシュー、メンマ、海苔、なるとと、飾り気のない顔ぶれ。麺は極太のストレートで、表面がつやつやと光っており、口に運ぶ前からもっちり感が伝わってきます。器の底にはすのこが敷かれていて、食べ終わるまで麺が水っぽくならない工夫がされていました。
つけ汁はダブルスープ仕立てで、魚介の風味がぐっと前に出ています。味わいは濃いのに脂のしつこさがまるでなく、これは私の好みにどんぴしゃりでした。もっちりした麺と濃厚なつけ汁がそろって、思わず声が出るおいしさです。幸せです!
そこへ柚子の香りがふわりと差し込んできて、これがまた良いアクセントになっていました。チャーシューはとりたてて個性的というわけではないものの、しっかりおいしくいただけます。
卓上には調味料が何種類か並んでいましたが、この日は何も足さずにそのままの味を楽しみました。締めはやはりスープ割りです。おいしすぎて飲む手が止まらず、幸せなひとときになりました。
今日のおやつ
麹町のローザー洋菓子店で買ったベビーシュークリームが、この日のおやつです。小ぶりなシュークリームが二つくっついた形で、合わさると想像よりずっと大きく、並んだ姿はなかなかの迫力でした。
向かって左がカスタードクリーム、右は生クリームのシャンティで、これ一つで二種類の味を楽しめます。継ぎ目にはさまった杏ジャムがぴたりと収まり、皮のほうは奇をてらわないしっかりめでした。乳脂肪分の豊かさが伝わるミルキーな口当たりのシャンティに対し、カスタードはこれまで口にしたなかでも一番と言っていい密度で、プルンとした食感が楽しめました。玉子の風味も濃く、どちらも素朴なのになんともおいしい……。
(社内でカメラを構えるのはさすがに怪しいので、中身の写真は撮れていません。すみません。これだけでも十分に変わり者かもしれませんが。)
甘さがおさえられているので、食べごたえのわりにあっという間に完食してしまいました。おかげでその後もお腹が空かず、その日は夕飯を抜いてしまったほどです。近いうちにまた買いに行きたくなる味でした。ごちそうさまでした!