編集部レビュー
六本木で深夜まで灯る BIANCHI、和食出身の料理人が作るタイ中華
編集部が自費で訪問しました 2024年訪問 掲載日 2026年8月20日 文・写真: 推し店編集部
六本木に登場、夜更けまで灯りがともるタイ×中華の一軒 タイと中華をかけ合わせた料理を、和食畑を歩んできた料理人が手掛ける【BIANCHI】(ビアンチ)。 フーディーとして知られるビア氏によるお店で、イノベーティブなタイ料理【美会】に次ぐ六本…
六本木に登場、夜更けまで灯りがともるタイ×中華の一軒
タイと中華をかけ合わせた料理を、和食畑を歩んできた料理人が手掛ける【BIANCHI】(ビアンチ)。
フーディーとして知られるビア氏によるお店で、イノベーティブなタイ料理【美会】に次ぐ六本木のお店になります。
訪問時は木・金・土曜が深夜まで扉を開けていて、お酒の締めに立ち寄れるのもありがたいところでした(営業時間は変更される場合があるため、最新情報は公式アカウントでご確認ください)。
オープンして間もない時期の訪問だったこともあり、名だたる有名店から届いたお花がずらりと並んでいました!
席はカウンター、テーブル、半個室が用意され、その日の使い方に応じて選べます。
厨房はオープンキッチンになっていて、皿が組み立てられていく過程を眺められるライブ感もありました。
なお、昼はビアンチ ミニ ミー(BIANCHI mini me)としてランチ営業をしています。
気になる皿をアラカルトで好きなだけ
並ぶのは、タイ屋台の味やタイ中華を美会流に読み替えた独創的な品々。
注文はアラカルト方式なので、食べたいものだけを気の向くままに頼めます。
しっかり飲んで食べても1万円ほどに落ち着くので、内容を思えば良心的な価格帯だと感じました。
ソフトシェルプーパッポンカリー
2,200円(税込)
殻ごとカリッと揚がったソフトシェルの蟹が主役です。
玉子でまとめた黄金色のタイカレーはまろやかで、蟹の旨味がたっぷり溶け込んだ絶品でした。
ガーリックシュリンプのタマリンドソース炒め
2,000円(税込)
弾力のある海老に、タマリンド特有の甘酸っぱさが絡みます。
甘みと酸味の釣り合いが心地よく、食欲を押し上げてくれる味わいでした。
ネームクルック
1,800円(税込)
ライスコロッケと発酵ソーセージを和えたものを、レタスで包んでいただきます。
パクチーとミントが香りのアクセントになっていました。
トムヤムクンポテト
800円(税込)
からりと揚がったポテトへ、スパイスとトムヤムクンの酸味が重なります。おつまみとしてちょうどよい存在でした。
ヤムパクブン
1,000円(税込)
空芯菜は炒め物で出てくる印象が強いものの、ここでは天ぷら仕立てになっています。
揚げた空芯菜の上に、タイ風の肉味噌をたっぷり重ねていただく趣向でした。
カリカリ桜エビと黄ニラのパッタイ
1,600円(税込)
もちもちとして、つるりと滑らかなライスヌードルへ、桜エビを揚げた香ばしさとクリスピーな歯ざわりが重なります。
キャベツのナンプラー炒め
1,400円(税込)
歯ざわりの軽いキャベツに、桜エビの香りがふわりと乗ります。
いつまでも食べ続けられそうな美味しさでした。
トムヤンクン寄せ鍋
3,500円(税込)
選び抜かれた魚介と野菜がふんだんに入った、旨味の濃い寄せ鍋です。
出汁の深みがたまらない味わいで、酸味の出方もやわらかく、良い塩梅でした。
トムヤムクンが得意でない方でも、これなら楽しめるかもしれません。
黒さつま鶏のガイヤーン
3,000円(税込)
こちらは「ビアんち」一押しの品とのこと。
カウンターの厨房に吊るされた鶏が何なのか気になっていたところ、その正体がこの料理でした。
自家製のタレに3日間漬け込んだ黒さつま鶏は旨味が強く、ジューシーに焼き上げられています。
かじった瞬間に皮がパリッとして、内側の身はやわらかでした。気づけば夢中で口へ運んでいました!
別添えのソースは辛味があって、良い味の変化になりました。
カニとレモングラスチャーハン
1,800円(税込)
ぱらりとほぐれる米にカニの身がたっぷりで、レモングラスの爽やかさが鼻へ抜けていきます。
チャーハンというと重さを感じがちですが、こちらは満腹でもするりと入っていきました。
タイミルクティー
800円(税込)
おすすめのドリンクだそうなので頼んでみました。
一般的なものより赤みを帯びた色合いをしています。
甘さがしっかりと出ていて、口に運ぶうちに癖になっていく一杯でした。
タイティーココナツミルクラテ
900円(税込)
締めくくりの一杯に選んだのはこちらです。ハートが可愛らしくて、見た目から楽しめました!
ココナッツミルクのやさしい甘さが広がり、口当たりは綿のように軽やかでした。
バタフライピーライムネード
850円(税込)
見た目は鮮やかな青ですが、レモンを落とすと美しい紫へ変わります。
酸味がきいているので、口の中をさっぱりと整えてくれました。
まとめ|BIANCHI(ビアンチ)で感じたこと
和食の技を身につけた料理人が営む【BIANCHI】は日本人の味覚になじむアレンジを効かせた、タイ中華の新しい地平でした。
一皿ごとに丁寧な仕事と独自のひねりが感じられ、そのたびに驚かされます。
素材の掛け合わせや火の入れ方が巧みで、どれを頼んでも想像を超える美味しさでした。
お腹も気持ちも満たされるひとときを過ごせました。