編集部レビュー
代官山のパティスリー PAYSAGE、四季を映すいちごアフタヌーンティー
編集部が自費で訪問しました 2025年訪問 掲載日 2026年8月20日 文・写真: 推し店編集部
景色を届けるパティスリー、PAYSAGE 代官山駅を出てすぐの複合施設 Forestgate Daikanyama。2024年2月から、ここにPAYSAGEが店を構えています。生菓子と焼き菓子が並ぶブティックの奥にはサロンがあり、アフタヌー…
景色を届けるパティスリー、PAYSAGE
代官山駅を出てすぐの複合施設 Forestgate Daikanyama。2024年2月から、ここにPAYSAGEが店を構えています。生菓子と焼き菓子が並ぶブティックの奥にはサロンがあり、アフタヌーンティーとアシェットデセールを味わえます。2階へ上がれば、わずか6席のみの落ち着いた空間もあります。
手がけているのはシェフパティシエの江藤英樹氏。フランスの名店『LOASIS』『Villa des Lys』、東京の『ベージュ アラン・デュカス 東京』『SUGALABO』などで経験を積み、2021年には自身のブランドPAYSAGEを立ち上げました。代官山に旗艦店を開いたのが2024年のことです。
店名に託されているのは、菓子で美しい景色や思い出を届けたいという願い。実際、季節の素材を主役に、生産者への敬意を込めて仕上げられた品々は、どれも繊細で見目のよいものばかりでした。持ち帰って楽しむのもいいのですが、サロンで腰を落ち着ける時間もまた格別です。
春の主役は苺、季節限定のティーセット
いただいたのは、季節限定の「いちごアフタヌーンティー2025」。料金は税・サービス料込みで7,500円です。
紅茶はオリジナルのブレンドをはじめ選択肢が豊富で、選ぶところから楽しめました。合わせるのは、選び抜かれた国産の苺を惜しみなく使った菓子。パティシエが一つずつ丁寧に仕上げており、セイボリーは出来たてが運ばれてきます。春の気配を感じながら、のんびりと過ごせる時間でした。
内容は次のとおりです。
セイボリー
- きのことチーズを使ったブルスケッタ
- オリジナルケークサレ
- 生ハムと苺のカプレーゼ
- トマトと赤ワインを使ったアランチーニ
スイーツ
- 苺のタルト
- 苺のプティシュー
- ガトーフロマージュ・フレーズ
- ケーク・アールグレイ・フレーズ
- 苺のムース
スコーン
- アールグレイ・スコーン
- メープル・スコーン
- 季節のコンフィチュール
ドリンク(おかわり自由)
- 紅茶(ペイサージュ・ブレックファースト、ダージリン、アールグレイ、ストロベリーティー ほか)
- ブレンドコーヒー、カフェラテ、カプチーノ、エスプレッソ
- 須田農園りんごジュース、クランベリージュース
塩気のある皿も甘い皿も仕上がりは上々で、どれを口に運んでも美味しくいただけました。ただ、食べ進めると口の中が乾きやすい品が多かったのは、少し気になったところ。それでも満足度は高めです。
さいごに|PAYSAGE の印象
振り返ると、この店の魅力は二つに絞れます。ひとつは素材の選び方で、季節のものを軸に繊細な味わいへ落とし込む手つきが、一皿ごとに伝わってきました。もうひとつは設え。磨き上げられた空間が、皿の印象をさらに引き立てます。
使い方にも幅があります。ブティックで焼き菓子を買って帰るのもいいですし、サロンでアシェットデセールやアフタヌーンティーに時間を使うのもいい。見た目の美しさまで含めて、ほかにはない体験でした。
代官山駅から歩いてすぐという近さです。上質な菓子を探している方なら、覚えておいて損はありません。季節を変えてまた訪れたい店でした。
予約方法
アフタヌーンティーは事前の予約ができ、受付は前日19時までとなっています。デザートコースやパルフェについても予約を受け付けています。