編集部レビュー
月島駅すぐのイタリアン カルパッチョ、ジビエとワインで満たされる夜
編集部が自費で訪問しました 2019年訪問 掲載日 2026年8月20日 文・写真: 推し店編集部
月島駅から歩いて1分ほどの場所に、イタリアンの『carpaccio(カルパッチョ)』があります。 カルパッチョという名前を聞くと、つい魚の一皿を思い浮かべてしまいますが、こちらで主役を張るのは美味しいジビエ、つまりお肉でした。 青を効かせた…
月島駅から歩いて1分ほどの場所に、イタリアンの『carpaccio(カルパッチョ)』があります。
カルパッチョという名前を聞くと、つい魚の一皿を思い浮かべてしまいますが、こちらで主役を張るのは美味しいジビエ、つまりお肉でした。
青を効かせた店内とワインの並び
店内は青がぱっと目に入る内装で、なんともオシャレな空間です。
ワインがずらりと並んでいて、好きな人にはたまらない眺めでした。
泡で乾杯、看板の一皿はカルパッチョ
イティネラ・プロセッコ・トレヴィーゾ・ブリュット
まずは泡で乾杯です。香りが爽やかで、夏の暑さにぴったりの1杯でした。
よく冷えていて、キリッとした状態で出てきました。
桃の冷製パスタ
こちらも桃の涼やかさが利いていて、驚くほど軽やかに食べ進められました。
カルパッチョは4種盛り合わせ(3,600円)を注文しました。
店名を背負った一皿ですから、これを頼まないわけにはいきません。
手前にダチョウ肉、続いて和牛とハツ、いちばん奥がダチョウレバーという並びです。
ダチョウを口にしたのはこの日が初めてでしたが、クセがなくて淡白な味わい。これは美味しい!
ストリ・マラニ・ルカツィテリ
ジョージア産のオレンジワインで、やや濃いめの色合いがきれいでした。
野生のサラダ(1,100円)
カルパッチョに添えられたサラダで、野菜も穀物も手を加えすぎない状態のまま供されます。
大麦とワイルドライスがのせられていました。
アート・テッラ・クルティメンタ
2杯目に続いて、こちらもオレンジワインです。
先ほどの1杯に比べると、さっぱりしていて飲みやすく感じました。
ジビエのローストを赤ワインとともに
島根県産の鹿ロースト(2,250円)
火の入り方がほどよく、赤みの残った色合いがきれいです。
その上にのったブルーチーズが、本当によく合います。
鹿とブルーチーズの組み合わせが、ここまではまるとは思いませんでした。
イタリア牛のロースト
上からトリュフがこれでもかとかかった、贅沢な一品です。
お肉はしっかりした歯応えを残しながらも、やわらかい仕上がりでした。
敷かれたナスがオイルを吸い込み、とろとろでこれがまたウマいのです。
カッシーナ・キッコのバルベーラ・ダルバ・グラネラ・アルタ
お肉料理のお供に選んだのは、香りが豊かで、やわらかな印象の赤ワインです。
テリーヌとパスタ、甘い締めくくりまで
フォアグラTOKYOのテリーヌ(1,350円)
見た目は小さいのに、フォアグラの濃厚さがぐっと前に出てくる存在感でした。
ジビエテリーヌ(1,290円)
猪と蝦夷鹿に、オリジナルのスパイスで味を付けたテリーヌです。
ワインで酔いが回ってきても、ワイルドな味わいがはっきりと記憶に残ります。
椎茸とカラスミのパスタ
肉厚で大ぶりな椎茸が、たっぷり入っています。
カラスミの旨みと合わさり、お腹が満ちていてもどんどん食べられてしまいました。
2017年のアナトリーノ、カルロ・タンガネッリ
ラベルに描かれたアヒルが可愛らしいオレンジワインです。
オレンジワインには目がないので、3種類も飲み比べられて幸せでした。
デザートは、彩りの明るいカッサータと、バターとハチミツでソテーしたイチジクが並びました。
ランブルスコ・レッジャーノ・アマービレ・スカリエッティ・ボトル・ドネリ
最後はアマービレらしい甘さとフルーティーさで締めくくりです。
ほかの店ではそうそう出会えないジビエと、どれも美味しいワインをたっぷり楽しめました。
料理もワインもクオリティが高いのに、気負わずふらりと立ち寄れそうな雰囲気なのも、また良いところです。
ごちそうさまでした。