編集部レビュー
高輪台の天然酵母【ブーランジェリー セイジアサクラ】、名物の焼きカレーパン
編集部が自費で訪問しました 2022年訪問 掲載日 2026年8月20日 文・写真: 推し店編集部
高輪台で客足の絶えない実力派ベーカリー、ブーランジェリー セイジアサクラ 最寄り駅からはそれなりに歩くため、立地としては少々不便です。それでも来店客の流れが途切れないパン屋さんへ伺いました。 こちらで生まれた「焼きカレーパン」は、雑誌の特集…
高輪台で客足の絶えない実力派ベーカリー、ブーランジェリー セイジアサクラ
最寄り駅からはそれなりに歩くため、立地としては少々不便です。それでも来店客の流れが途切れないパン屋さんへ伺いました。
こちらで生まれた「焼きカレーパン」は、雑誌の特集で「東京で一番美味しいカレーパン」に選ばれ、テレビでも取り上げられた話題の品です。
オーナーシェフを務める朝倉誠二氏は、高校生の頃からパン作りの世界に身を置き、2001年には単身でフランスへ渡っています。
自家製の酵母はゆず、ぶどう、ホップの3種類。これらを使い分けるのがこちらのこだわりです。
ぶどう酵母のカレーパンほか、心が躍る品ぞろえ
ぶどうの天然酵母で仕込まれたカレーパンは、この日2種類が並んでいました。
用意されていたのは「牛肉チーズカレー」と「チーズカレー」。どちらも気になったので、両方とも購入することにしました。
商品ごとに、どの酵母を使っているのかが書き添えられていました。
目移りしてしまうほど、どれも魅力的です…。
この日選んで持ち帰ったのは、全部で4種類のパンです。
チーズカレーパン
こちらのカレーパンは油で揚げるのではなく、焼き上げるタイプです。
てっぺんにはチーズがのせられています。
最初に驚かされたのは、なんといっても生地でした。
外側はパリッ、中はもちもち。小麦の香りと味わいがとにかく素晴らしい…!!
包まれているのは、野菜がゴロッと入ったコクのあるカレー。スパイスもほんのりと効いています。
正直なところ、揚げないカレーパンは輪郭がぼやけて感じられ、これまで苦手でした。ところがこちらは別物です。味の芯がはっきりしていて、生地とカレー、そしてチーズの調和が見事でした。
なにより生地の存在感が際立っています。
牛肉チーズカレーパン
こちらの上にチーズはのっておらず、代わりに柚子があしらわれています。
中身はカレーと、たっぷりのパストラミ。
しっかりした旨みにチーズのまろやかさが重なって、おいしかったです。
ここまで完成度の高いカレーパンに出会ったのは初めてです。ぜひまた食べたい!
塩パン
ぶどうの天然酵母で仕込んだ、飾りのない一品です。
むちっとした歯ごたえと立ちのぼる香りだけで、もう十分にご馳走でした。
何かを添えて食べるつもりだったのに、あまりに美味しくて結局そのまま食べ切ってしまいました。
南仏プロヴァンス レ・ボー谷のフォカッチャ
表面にレ・ボー谷産のオリーブオイルをまとわせて焼き上げた食事パンです。
外側はカリッ、パリッと軽く、生地はしっとりとした柔らかさ。ふんわり、そしてもちもちの食感も持ち合わせています。
こちらもまた美味しい…上質なオリーブオイルと塩を添えていただきました。
訪れてみての感想
驚かされるほどに、どのパンも文句なしの出来栄えでした。
とりわけカレーパンは、思い描いていた以上の仕上がりです。
並んでいた品を全種類制覇したくなりました…このお店の近くに住んでいる方が羨ましい限りです!