編集部レビュー
銀座の昔ながらの喫茶【みやざわ】、夜の街が通うサンドウィッチ
編集部が自費で訪問しました 2022年訪問 掲載日 2026年8月20日 文・写真: 推し店編集部
灯りのともる街角にある一軒 日が沈んでからの銀座に、一軒の喫茶店がありました。外から眺めるかぎりでは、昔ながらの落ち着いた佇まいで、とりたてて目立つ様子もありません。 ところが、夜のお店で働く方々のあいだでは名の知れた一軒だそうで、通い慣れ…
灯りのともる街角にある一軒
日が沈んでからの銀座に、一軒の喫茶店がありました。外から眺めるかぎりでは、昔ながらの落ち着いた佇まいで、とりたてて目立つ様子もありません。
ところが、夜のお店で働く方々のあいだでは名の知れた一軒だそうで、通い慣れた人なら誰もが知っている存在なのだとか。もちろん、わたしはまったく存じ上げませんでした。笑
包んでもらえるサンドウィッチとお品書き
この日の目当ては包んでもらえるサンドウィッチでしたが、カレーや揚げもの、パスタといった喫茶店らしい顔ぶれも並んでいて、席についてゆっくり味わうこともできるようでした。
肝心のサンドウィッチだけでも種類が多く、どれを頼むか、しばらく決めきれません。
選んだのはハンバーグとたまご
注文したものは、こうして箱へ収めて手渡してもらえます。
蓋を開けてみると、ひとつずつラップでくるまれた姿が並んでいました。
ハンバーグサンド
こちらのお値段は税込で1,000円。ハンバーグが、これでもかとばかりに詰め込まれています。
ソースと肉汁がパンにまでじんわり移っていて、電子レンジで軽く温め直すと、旨みがいっそう立ちのぼりました。
味そのものは懐かしさのあるものなのに、口にした瞬間のおいしさは予想をはるかに超えていて、すっかり感激してしまいました。
たまごサンド
こちらは税込で900円。
やわらかなパンに、パンより厚いのではと思うほどのたまごサラダが惜しみなく重ねられていて、噛むというより流れ込んでいく口当たりでした。笑 素朴といえば素朴な組み合わせなのに、これがなぜか後を引くのです。
食べ終えて思ったこと
古きよき喫茶店がこしらえるサンドウィッチは、構えたところが見当たらないのに、口にすると妙に沁みて、懐かしい気持ちを呼び起こしてくれました。また買いに行きたくなります。
昼どきに一度店を開け、夜はずいぶん遅い時間まで灯りをともしているそうです。夜の街とともにある一軒なのだと、その営業時間からも伝わってきました。