編集部レビュー
東京駅一番街のみはし、昭和23年創業の甘味処が贈るあんみつ
編集部が自費で訪問しました 2023年訪問 掲載日 2026年8月20日 文・写真: 推し店編集部
改札から1分、地下街で見つけた甘味の老舗 あんみつと聞いてまず名前が浮かぶお店のひとつが【みはし】です。 創業は昭和23年3月。戦後の混乱がまだ残っていた時期に、上野公園の前であんみつ屋として始まったそうです。本店は今も上野にあります。 こ…
改札から1分、地下街で見つけた甘味の老舗
あんみつと聞いてまず名前が浮かぶお店のひとつが【みはし】です。
創業は昭和23年3月。戦後の混乱がまだ残っていた時期に、上野公園の前であんみつ屋として始まったそうです。本店は今も上野にあります。
こちらの東京駅一番街店は、JR東京駅の八重洲地下中央改札口を出て左へ進み、1分ほど歩けばたどり着きます。
店内で食べられるほか、持ち帰りも扱っています。手土産にして帰ることもできます。
品書きにはあんみつのほか、ところてん、くずもち、アイス、ぜんざいも並んでいました。
白玉クリームあんみつ
お値段は870円。基本のあんみつに、ソフトクリームと白玉を加えた一杯です。
この2つが目に入ると、どうしても足さずにはいられません。
寒天の原料になっているのは、静岡県の海岸や伊豆諸島で採れた天草だそうです。歯ごたえがしっかりしていて、海草くささは感じませんでした。
寒天は食べやすく、私にはおいしく感じられました。
こし餡に使う小豆は、北海道十勝産のものだけ。
50年来のつきあいという小豆問屋さんへ毎年足を運び、十勝の中でも質の良いものを分けてもらっているとのこと。
口に含むと、舌ざわりのなめらかさが際立ちます。
みつは白みつでも黒みつでもなく、ちょうどそのあいだにあたります。甘さはあるのに、口に残らずさっぱりしています。
赤えんどう豆は、ほくほくとやわらかくなるまで2日かけて仕上げているそうです。
お茶も一緒にいただきました。
こまめにスタッフさんが様子を見に来てくださるので、遠慮なくおかわりできるのがありがたかったです。
みはし まとめ
奇をてらったところは何ひとつありません。長年のやり方を守り、受け継いできた店だからこその揺るぎなさを感じました。
甘さが前へ出てこないので、するすると食べ進んでしまいます。器が空くのが惜しいくらいでした。
席まわりの気配りも行き届いていて、東京駅に用があるたび、つい寄り道してしまいそうです。