編集部レビュー
麹町の地下にある鳥元、名物の手羽先揚げと野菜たっぷりのせいろ蒸し
編集部が自費で訪問しました 2009年訪問 掲載日 2026年8月31日 文・写真: 推し店編集部
すっかり遅い報告になりますが、この春、私の部屋がインテリア系の本で紹介されました。書名は気恥ずかしいので伏せておきます。ブログの内容とはまったく関係のない話です。 さて、今回うかがったのは、都内を中心に何店舗も展開している焼き鳥のお店「鳥元…
すっかり遅い報告になりますが、この春、私の部屋がインテリア系の本で紹介されました。書名は気恥ずかしいので伏せておきます。ブログの内容とはまったく関係のない話です。
さて、今回うかがったのは、都内を中心に何店舗も展開している焼き鳥のお店「鳥元」。以前、友人と新宿の店へ行こうとしたのですが、そのときは席が取れずに断念しました。あらためて、麹町店を訪ねてきました。
お通しと、小皿を一巡
最初に運ばれてくるお通しは、甘酢の大根おろしでした。おかわりが無料なのもうれしく、口の中がさっぱりします。
小皿ものはタコぶつ(399円)とマグロぶつ(399円)。お新香の盛合せもお願いしました。
厚焼玉子(577円)は一切れがなかなか大きく、しっかりとした焼き上がりです。玉子焼きには目がないので、好きな幅に自分で切り分けながらいただきました。
揚げものと、名物の手羽先
揚げものはいかげそ揚げ(294円)から始めました。人気だという若鶏の唐揚げ(504円)は、自家製のたれに漬け込んであり、香辛料がしっかり効いた味わいでした。こういう一皿はやはり外せません。
名物という手羽先揚げ(547円)は、かじると外側が香ばしく揚がっており、内側から肉の汁があふれてきました。仕上げには秘伝の味噌だれを使っているそうです。
三種盛りと、串もの
三種おまかせ盛合せ(1,260円)は、比内地鶏と名古屋コーチン、薩摩軍鶏の三種類……だったと思います。盛り合わせで頼むと、串には刺さっていない形で出てくるようでした。すべてを口にしたわけではありませんが、どれも肉汁が豊かでおいしくいただきました。
串では、ささみ梅しそ(1本262円)。淡白でやわらかいささみに、梅とシソはやはりよく合います。同じささみには、ワサビと明太という2種類もあります。
ナンコツ入りの自家製つくね(1本294円)は塩でお願いしました。タレのほうは2本以上の注文で卵黄が添えられます。絡めていただくと、ぐっとおいしくなります。
野菜がたっぷりのせいろ蒸し
鳥元のせいろ蒸し(1人前840円)には、もやしとしめじ、かぼちゃにさつまいも、じゃがいも、きゃべつ、プチトマト、それに鶏が入っていました。じっくり時間をかけて蒸し上げた一皿です。
つけていただくのは、赤と青の唐辛子に魚汁、パクチーなどを合わせた、辛味と酸味のきいたうま醤油です。これがよく合います。野菜が好きなので、こういうさっぱりした料理が並ぶと素直にうれしくなります。
甘いものまで、あと一歩
締めは白玉ぜんざいのバニラアイス添え。そば粉で作った白玉がのっています。ぜんざいには弱いので、これはうれしい一皿でした。ただ、小豆やアイスそのものは居酒屋の範囲かな、という気もしました。
とはいえ、この手のお店で甘いものまできちんと満足させてくれるところは、そう多くありません。だからこそ、最後の一皿にもう少し力を入れてもらえたら、と欲が出てしまいます。個人的なイチオシはつくねとせいろ蒸しで、リピート率は70%といったところです。