編集部レビュー
浅草の老舗洋食「ヨシカミ」、30分並んで味わう濃厚なハヤシライス
編集部が自費で訪問しました 2008年訪問 掲載日 2026年8月31日 文・写真: 推し店編集部
母と歩いた休日の浅草 静岡から出てきた母と、この日は浅草をぶらぶらしてきました。私にとっては小学校の修学旅行で訪れて以来、ずいぶん久しぶりの浅草です。 空はすっきり晴れわたり、そのぶん人出もものすごいことに。久しぶりに見上げた雷門は、やはり…
母と歩いた休日の浅草
静岡から出てきた母と、この日は浅草をぶらぶらしてきました。私にとっては小学校の修学旅行で訪れて以来、ずいぶん久しぶりの浅草です。
空はすっきり晴れわたり、そのぶん人出もものすごいことに。久しぶりに見上げた雷門は、やはり大きいものでした。
焼きたての人形焼をつまみ、抹茶味の揚げ饅頭も揚がったところをいただいて、それだけでもう満ち足りた気分。通り沿いはお店だらけで、歩いているだけで楽しい時間でした。
名物を目当てに老舗の洋食店へ
お昼は母の希望で、老舗の洋食店ヨシカミへ。名前を聞けばうなずく方も多いはずで、うますぎて申訳ないス! という威勢のいい売り文句でも知られています。本当かどうかは、食べてのお楽しみということで。
開店の時間を狙って着いたつもりが、入口にはもう人だかり。案内までおよそ30分とのことでした。ただ、名前を書いておけばその場に並ばずに済むとのことなので、30分ほどあたりをぶらぶらして待つことにしました。
戻ってくると、通されたのはカウンターの席。すぐ向こう側が調理場になっており、シェフが手早く皿を仕上げていく様子がそのまま見えます。
品書きの数もなかなかで、並んだ料理名を眺めているだけでどれもおいしそうに見えます。
看板メニューのハヤシライス(1,200円)
タンシチューにも心が動いたのですが、この店といえばやはりハヤシライス。看板の一皿がどんなものか、確かめてみることにしました。
運ばれてきてまず驚いたのは、ソースの色の深さ。見るからにおいしそうです。脇には福神漬けが添えられていました。
ひと口目から、見た目を裏切らないこっくりとした濃さでした。やわらかいお肉に混じって、筍のシャキッとした歯ざわりが顔を出すのも面白いところ。
味つけはしっかり濃いめなので、ご飯もお水もどんどん進みます。
追加したサラダとスープ
ご飯ものには、650円足すとサラダとスープが付けられます。
追加の一皿でまず目に入ったのは、サラダに横たわる1本のホワイトアスパラでした。トマトの皮までていねいに外してあって、細かいところにも手が入っています。ドレッシングは酸味の立った独特の味で、これがなかなかのおいしさ。コーンポタージュのほうは、奇をてらわない素直なおいしさでした。
食べられただけでも幸運
このハヤシライス、開店から間もなく売り切れてしまうのだそうです。ありつけただけでも運がよかったのかもしれません。
なお、シチューに使うデミグラスソースはハヤシライスと同じもので、そこから先の味つけを変えているとのこと。そう聞くと、次はシチューも試してみたくなります。
いち押しはやはりハヤシライス。また来たい気持ちは、6割といったところでしょうか。